【施工日記】I様邸新築工事⑨床の仕上げ・玄関の施工

今回はI様邸の床の仕上げ・玄関の施工についてお話していきます。

今回の床の仕上げは、合板→高純度アルミシート※→高性能断熱材(カネライトフォームスーパーE-Ⅲ)→フローリング材の順に施工しました。

高純度アルミシートの”遮熱層”とカネライトフォームスーパーE-Ⅲの”断熱層”により、夏は屋外からの熱を、冬は冷えを遮ります。

※高純度アルミは強度が高く熱反射性に優れた素材で、放射線や太陽熱を遮る目的で宇宙開発や宇宙服にも使われています。

 

合板の上に高純度アルミシートを敷いていきます。

隙間ができないようにアルミテープでふさぎます。

アルミシートの上に胴縁を組みます。

胴縁の間に断熱材(カネライトフォームスーパーE-Ⅲ)を敷き詰めていきます。

部屋の隅から無垢のフローリングを貼っていきます。

長い辺と短い辺にそれぞれあるサネを合わせ、フロアー釘を打っていきます。サネ同士のかみ合わせの邪魔にならないようサネに対して45°の角度になるようにしっかり打ち込みます。

出た方のサネを凸サネ(オザネ)、へこんだ方のサネを凹サネ(メザネ)と呼びます。

ぴったりはまります。

2階トイレ床も同じ方法で仕上げました。

シックな色合いの床材です。

2階の居室の床は、防音のためにフローリングシートで仕上げていきます。まずは波型のヘラを使い接着剤を伸ばしていきます。

隙間ができないよう、しっかり押さえて貼っていきます。

完成です。

まだ他の作業が残っているため、床を傷つけてしまわないようにすぐに養生をします。

次に玄関まわりの施工をご紹介します。まずは框(カマチ)をフローリングと同じ高さに納まるように設置していきます。

框(カマチ)は山桜を使用。

段差もできず綺麗に仕上がりました。

次は玄関にコンクリートを流していきます。

平らに仕上げます。

モルタルをコテで水平にならしながらタイルを貼っていきます。

今回はイタリア産のトスカーナという種類のタイルで仕上げました。

ちなみにエコな家【ECONAIE®】の
玄関ドアは、業界トップクラスの断熱性能を誇る高断熱玄関ドア イノベスト を標準採用しています。

 

今回はI様邸の床の仕上げ・玄関の施工についてお話ししました。次回【施工日記】は、外壁の施工についてお話します。

また当ホームページのこちらのページからもパンフレット送付依頼を受け付けていますので、気になる方はぜひお問い合わせください。