熱交換換気を標準装備
気密性の高い住宅で空気を新鮮に保つには換気がとても重要です。隙間のない家は新しい空気を取り入れるために、熱交換換気という手法で計画的に換気を行います。高性能なフィルターが装備された吸気口を通して、屋外から新鮮な空気を室内に取り込み室内の空気と入れ替えます。その際に、熱交換という技術を使うため室内の温度が安定、一年中快適にお過ごしいただけます。
熱交換で吸気と排気の温度が微差に
熱交換換気とは、熱交換素子という特殊な紙状の板に冷たい空気と暖かい空気を交差させて入れ替えることで、フィルターを通った屋外の新鮮な空気が、室内の空気に近い温度まで熱交換される技術です。これにより冷暖房効果が損なわれにくくなるため光熱費を抑えることができます。エコな家【ECONAIE®】が標準装備するのはマーベックス社製の「澄家DCスーパー第1種換気」。さらに効率を上げるため、制御を行います。マーベックス社の製品はフィルターなど消耗品をはじめとする各種部品が充実しており、メンテナンス性にもすぐれています。
清潔な空気が家中を循環します
各所の高性能フィルターを通る際に、空気中の埃や花粉などのアレルゲンやPM2.5がカットされるため室内はいつも清潔な空気が循環します。エコな家【ECONAIE®】は換気扇を床面に取り付ける「床下換気」を採用しています。「床下換気」によって室内には天井から床に向けた空気の流れを作ることができます。天井換気のように埃や花粉また臭いが空気中に舞い上がることがないため室内はいつも清潔です。換気扇のメンテナンスは簡単で、1か月に1回フィルターに溜まったゴミを捨てるだけです。「床下換気」のため台に上って掃除をする必要もありません。また、下階から上階へと流れる空気の性質を利用する換気方法のため、換気システムの電気代は35坪の住宅で年間2,000〜3,000円程度と安価です。
キッチンとバスルームは「局所換気」
キッチンには専用のシャッター、フィルター付きの吸気扇を設け、料理の排煙のみを効率良く排気する「局所換気」を採用しました。これによって容量の大きなキッチンの換気が、快適な温度に保たれた室内の空気まで逃がしてしまうことがありません。またバスルームにも「局所換気」を採用しているため居室内への影響を最小限に抑えました。