パッシブハウスとアクティブハウス

自然エネルギーを自然に使ったものはパッシブハウス。積極的に機能性を追加して快適な空間を作っていくのがアクティブハウス。快適な家づくりには、どちらの概念も欠かすことはできません。

北欧では日中もっとも太陽光の当たる場所に、石を置き、蓄熱させることで暖房の役割を持たせるようなことが昔から行われてきました。受動的なエネルギー利用なのでパッシブハウスの意味に通じるものがあります。

韓国のオンドルをご存知でしょうか。反対に、オンドルは、床下に石を敷き詰め、そこに料理などで使うかまどの熱を通すことで、床を温める古来からある暖房方式です。これは積極的にエネルギーを使い切るアクティブハウスに近い考え方です。

自然のエネルギーを有効に活用することは、古来から取り組まれていたことなのですね。