【施工日記】I様邸新築工事⑦内部壁施工

今回はI様邸の内部壁の施工についてお話していきます。

エコな家【ECONAIEⓇ】では、「壁パネル工法」を採用しています。「壁パネル工法」は、面材と間柱と断熱材が一体構造になった箱状のパネルを柱間に隙間なく配置していく工法です。

一体構造のパネルを配置していく「壁パネル工法」は、従来の、面材と間柱と断熱材をそれぞれ配置していく工法と比較して、その構造上、高い耐震性能を備えています。また、壁パネルは工場で製造を行うため、現地での施工がスムーズで後期が大幅に短縮できます。現場での廃棄物削減にも貢献する画期的な工法です。

さらに壁パネル内には、天然素材でできており、高い断熱機能を持つセルロースファイバー断熱材を吹き込んでいます。

 

基本は、910ピッチに設置している柱の間に壁パネルを設置していきます。

屋根の勾配に合わせてパネルもカットされているので、小屋内も隙間なく設置できます。

サッシの間にもパネルが入ります。

 

基礎から壁内まで伸びているホールダウンの箇所は、パネルを欠き込みます。

 

外側から見ても柱の間にぴったりと設置されています。

 

サッシ周りには、透湿防水シートを貼ります。結露を防ぎ、外部からの水分を抑える防水効果があります。

 

セルロースファイバー断熱材をまんべんなく吹き込みました。

サッシのわずかな隙間は、断熱性・吸音性に優れたグラスウール断熱材で埋めます。主に資源ゴミからできたリサイクルガラスを使用しており、環境にも優しい素材です。

 

壁内の断熱材の吹き付けが終わったら石膏ボードを貼っていきます。

 

ボードとボードの間やネジ穴にパテ埋めをします。漆喰で壁の仕上げをする際に凹凸ができないように、また地震などで石膏ボードがズレて、漆喰がひび割れてしまわないように表面をなだらかにしていきます。

今回はI様邸の内部壁の施工についてお話ししました。仕上げの漆喰塗りの様子は、後日アップします。次回【施工日記】は、ダクトや配線・配管についてお話します。

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